|
|
|
ソーラー発電 概要 |
|
ここでは、ソーラーパネルで発電した電気を利用するシステムを、いくつかの例をあげて、簡単に説明します。ソーラー発電として一般的なシステムは、<システム3>、<システム4>です。 使用される電気が直流(DC12VやDC24V)の場合は <システム3>のパターンになります。 家電品など、交流AC100Vの機器を使用したい場合は<システム4>になります。 |
|
ソーラーパネルと電気機器を直につなぐ一番単純なシステムです。当然ですが、光が当たっている時しか動きません。 電気機器はDC(直流)で動くもので、パネルが発電する電圧に合ったものをつなぎます。 自動車用のDC12Vで動く電気機器には12Vのパネル、DC6Vの機器なら6Vのパネルという具合です。 光があたると動くオモチャなどのソーラーグッズもこのパターンです。
[使用例]
・ |
ラジオ、ラジカセなどにつないで。 |
・ |
灌漑用ポンプ、散水システム、池などの浄水システム/流水仕掛け用ポンプ |
・ |
モーターを用いたオモチャやオブジェ |
|
|
発電した電気を、バッテリーや充電式電池にためるパターンです。
夜など、発電していない時に、バッテリーから電気が逆流しないように、逆流防止ダイオードが必要です。 逆流防止ダイオード内蔵パネルを選べば、ダイオードを追加する必要はありません。
[使用例]
・ |
自動車や船のバッテリーあがり防止用。 |
・ |
ソーラー電池充電器。 |
・ |
携帯電話の充電。 |
|
|
最も一般的なシステムです。
ソーラー独立電源とかベランダ発電と呼ばれるものはこれにあたります。
<システム1>と違い、昼夜問わず電気が使えます。
コントローラが充放電を制御し、バッテリの過充電/過放電を防止します。 <システム2>では過充電/過放電の防止を人が計算して行うことになります。
使用する電気機器の消費電力と使用する時間によって、パネル/バッテリ/コントローラの大きさを変えて対応します。消費電力と使用時間を減らすことで、システムコストを大幅に減らすことができます。 |
|
[システム3]にインバータを追加した、AC(交流)100Vの家庭用電気製品が使用できるシステムです。
家庭で使用される家電製品は交流100Vで稼動します。一方ソーラーやバッテリーの電気は直流です。インバータは直流の電気を交流に変換する装置です。
パネル/バッテリー/コントローラ同様、インバータも消費電力によって大きさ、コストが変わります。
※ |
インバータはバッテリーに接続します。インバータをコントローラに接続してはいけません! |
|
|
シャープ、京セラなどのCMで有名な、屋根に設置して、住宅で必要な電気の大部分をまかない、足りない分は電力会社から買い、逆に余った分は売電するシステムです。 系統とは、電力会社の配電網のことで、これと連係するので「系統連係」システムと呼ばれます。
弊社では、現在のところ、系統連係システムは取り扱っておりません。業者のご紹介は可能です。 |
|
|