カトマンドゥはネパールの首都で、標高1400メートルの恵まれた盆地にあります。
カトマンドゥ盆地に立つと、青い空がとても近くに感じられ、気候もさわやかで一年を通しても比較的過ごしやすいところです。
そして、他のアジアの首都の騒々しさに 比べると、どこか違って見えます。 そんなカトマンドゥも、こちらに住んでいる人に言わせると、この数年で車の交通量などが著しく変わってきているようです。
町中には、カラフルなサリーやショール、手編みのセーターなどが並んでいて、鮮やかな色が目に飛び込んできます。
しばらく歩くと、横道の車が通らない道で、お父さんと一緒にいた、女の子に出会いました。
大きな純粋な瞳がとても印象的で、はずかしそうにこちらを向いて写ってくれたのです。
カトマンドゥの澄みきった青空に、近いようで遠くに見えるヒマラヤ大山脈のクリアーな雪山のごとく、すがすがしい気持ちで、私はシャッターを押していたのでした。 |