春が訪れ、桜の咲く季節になると、子供たちの新学期はスタートします。なかでも、真新しいランドセルを背負った小学一年生に出会ったら、誰もがその光景を微笑ましく思うことでしょう。
ここは、群馬県高崎市の町中ですが、空気がよく澄んだ晴れた日には、上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の山々が、気持よく望めます。そして、市のシンボルでもある、観音山にそびえる白衣の大観音様は、まるで子供達の成長を見守っているかのようでもあります。
町中の小さな公園で遊んでいる女の子は、かほちゃん。 赤いランドセルの黄色いカバーや頭に被っている黄色い帽子は、一年生だけのシンボルです。
家からも近いこの公園へは、よく来て遊びます。 ひとりだったり、お姉ちゃんやお友達と一緒だったり。そしてワンちゃんも大好きです。
かつては、かほちゃんのお父さんもこの公園で腕白に遊んでいたそうです。その頃は、子供達も大勢いて賑やかだったとか。 このレトロな滑り台は、その頃からのもので、すべって傾斜する台の中央がすり減ってしまっている年代物でもあります。
いつの時代の子供達にとっても、外遊びの楽しみは、変わることなく続いてほし いと思います。
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