中央ネパールにあたるポカラは、首都カトマンドゥから西へ200キロに位置し、ネパールで第2の都市で、のどかで素朴な土地や人々が魅力的で、静かな湖と、雪山の美しいアンナプルナ連峰のヒマラヤの景色が、とてもすばらしいところです。
「ポカラ」という、どことなく温かみが感じられるかわいい地名は、ネパール語で池を意味するのだそうで、ポカラの中心レイクサイドには、のんびりとした雰囲気のペワ湖があります。
小さな手こぎボートで、レイクサイドの南から静かにゆっくりと20分くらい乗ると、向こう岸へ着きます。
そこから、少し歩いて丘の上の湖畔に、大きなパラボラアンテナもある、素朴な石造りの素敵なお家を知人達と訪ねました。
そこでは、大家族がのどかに暮らしていて、中でも、おばあちゃんとひ孫の少年はとても仲良し。
その家から眺める静寂な湖の向こうには、雄大な世界のヒマラヤの山々が眺められ、なかでもポカラのシンボルであるマチャプチャレ(6,993m)のとんがり帽子型の美しい姿は、息をのむほどです。
すばらしい見晴ら台を持つ家の庭から、真っ白に輝くヒマラヤを眺めながら飲むミルクティーの風味は格別で、神々しい香りのようにさえ感じられました。
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